電気治療
電気療法で痛みと向き合う当院の最新機器で根本改善へ
【肩こり・腰痛・神経痛に対応】
当院では、マッサージや矯正、鍼灸治療のみならず、電気治療も用いて施術を行っています。
最先端の電気治療機器を導入し、肩こり・腰痛・関節痛・神経痛・スポーツ外傷など、さまざまな症状に対して的確なアプローチを行っています。
特に、立体動態波を搭載したES-5000、EMS機能を活用したJOYトレ、深部にまで届く超音波治療器など、症状や目的に合わせて最適な機器を選定し、根本改善と再発予防を目指した施術を行っています。
当院の電気治療の特長
症状の原因に合わせた機器やモードの使い分け
深部の筋肉や神経にアプローチ可能
痛みの軽減だけではなく、治癒を促進できる
予防・体質改善もサポート
従来の手技療法に加え、科学的根拠に基づいた電気療法を組み合わせることで、より短期間での改善が期待できます。
使用機器のご紹介
- LIPUS リーパス(低出力パルス超音波)
- ES-5000
①立体動態波
②3D MENS(3D マイクロカレント療法)
③3D EMS(3D 筋電気刺激療法)
④ハイボルテージ療法 - JOYトレ
- ラジオ波
- 超音波治療器
LIPUS・リーパス(低出力パルス超音波)
骨折治癒を促進する専門機器
「骨折は自然に治るまで待つしかない」
そんな常識を、変える選択肢がここにあります。

LIPUS(リーパス)は、骨の癒合を促進することに特化した超音波治療機器です。
1秒間に数百万回の微細な振動を、骨折部位に直接・痛みなく照射することで、骨の再生細胞(骨芽細胞)を活性化。
治癒期間が約40%短縮されたとい研究データも報告されています。
最近の研究では骨の修復のみならず、筋肉や靭帯といった損傷部位の回復を促進効果があるとの報告もあります。
治癒を促すメカニズム
ウォルフの法則にもとづいた刺激
ウォルフの法則とは:
「骨は、その部位にかかる力やストレスに応じて、構造を再構築するように適応する」という骨の生理学的な法則です。
つまり、「適度な物理的刺激(微細な力)を骨に与えると、骨芽細胞が活性化し、骨が強く再生される」という考え方です。
骨芽細胞の活性化 → 骨形成の促進
コラーゲン線維の生成促進 → 靭帯・筋膜の修復を支援
LIPUSはこの法則に沿って、
無理なく・安全に"骨が再生しようとするスイッチ"を入れる治療法です。
刺激はとてもやさしく、痛みや熱さは一切ありません。
毎日コツコツ照射することで、骨が自ら治っていく力を効率よく引き出せるのがLIPUSの魅力です。

LIPUSはこんな方におすすめです
- できるだけ早く骨折を治したい方(学生・社会人・アスリート)
- 手術を避けて保存療法で回復を目指したい方
- 疲労骨折、軽度でも長引きやすい症状がある方
- 高齢で骨癒合のスピードが気になる方
- ギプス固定中・固定明けに早く機能回復したい方
- 難治性の骨折にも効果的
それ以外に対応できる症状
- 捻挫(靭帯損傷)
- 肉離れ
- 腱の炎症
- 筋膜炎
- 手術後の回復サポート
毎日継続的にあてることで骨の治癒を加速させます。
できる限りご来院いただき、LIPUSを受けて頂くことをおススメしております。
ES-5000(複合治療器)
ひとりひとりの痛みに、最適な刺激を。
ES-5000が可能にする、電気療法のオーダーメイド時代。

当院のES-5000では、以下のようなモードを組み合わせ、オーダーメイドで施術を行っています。
- 立体動態波:深部の痛みにアプローチする立体的な干渉波
- 3D MENS(3Dマイクロカレント療法):微弱電流で組織の回復を促進
- 3D EMS(3D筋電気刺激療法):筋肉に電気刺激を与えてリハビリや筋力強化に
- ハイボルテージ療法:急性の痛みや腫れの早期改善に効果的
立体動態波
深部関節や広範囲の痛みにアプローチできる"3D電気治療"
関節の奥や深い筋肉の痛み、なかなか取れないコリにお悩みではありませんか?
そんなときに活躍するのが、複合電気治療器ES-5000の「立体動態波(りったいどうたいは)」というモードです。
立体動態波はES-5000を代表する治療モードのひとつで、その最大の特長は、電気刺激を「立体的(3D)」に患部へ届けるという点です。
特徴
- 通常の電気治療が「平面」的に電気を流すのに対し、立体動態波は異なる3つの方向から電流を干渉させ、立体的に刺激を届けることができます。
- 電流が体の奥深く(深層組織)まで入りやすいため、一般的な低周波や干渉波では届きにくい関節の奥・深部の筋肉・靭帯周辺までしっかり届きます。
深くまで響く 立体的な刺激
まるで体の中で奏でるオーケストラのように
通常の電気治療は、皮ふの表面から電気を流すため、刺激が浅い場所にとどまりやすいという特徴があります。
しかし、ES-5000の「立体動態波」はちょっと特別です。
この治療は、3つの方向から同時に電気を流すことで、体の中で電気が重なり合うポイントを作り出すというしくみ。
その重なり合った場所には、エネルギーが集中し、深くまで刺激が届くようになります。
1つの楽器だけで音を鳴らすより、複数の楽器が合わさるオーケストラのように、音が響き合い、ホールの奥の席まで届くようなイメージです。
こんな症状におすすめ
- 肩や膝など関節の奥がうずくように痛む
- 腰や首まわりの深いコリがなかなか取れない
- 押しても届かない場所に違和感や硬さがある
- 慢性的な痛みで治療効果を感じづらい方

特に関節のように深く・立体的な構造を持つ部位においては、従来の「表面的な電気」よりも、芯からほぐす・働きかける感覚があります。
電気治療の種類

低周波治療器・干渉電流型低周波治療器組合せ理学療法機器
干渉電流型低周波治療器組合せ理学療法機器には、主に以下の9種類の電気刺激モードが搭載されています。
快適で心地良い治療を受けていただけます。
立体動態波®刺激療法
中周波の浸透範囲で電極間に刺激を与え、鎮痛などに効果を発揮します。また、深部刺激に適しているので、関節内への治療も行なえます。さらに、体内深部から表面細胞へと刺激を移動させる治療が可能です。
立体動態波®刺激療法・MCR(マイクロカレント)療法
立体動態波®刺激療法の1/1,000の0~1,000μA(マイクロアンペア)という微弱な電流で刺激を与えます。MCR療法より深部まで治療できます。
高電圧電気刺激療法
高電圧の刺激が深部に浸透し、血流量の増大、疼痛の軽減、治癒の促進などに効果的です。
MCR(マイクロカレント)療法
微弱な電流によって損傷の治癒を促進するので、スポーツ後の筋肉痛の軽減に適しています。また、感覚しきい値下刺激で、顔面周辺や創部周辺への治療にも適しています。
干渉電流刺激治療(4極干渉波)
皮膚刺激が少なく、深部まで効果を発揮します。4つの電極で治療するため、肩など広い範囲の治療に適しています。
干渉電流刺激治療(2極干渉波)
皮膚刺激が少なく、深部まで効果を発揮します。2つの電極で治療するもので、腕など局所的な部分の治療に適しています。
神経筋電気刺激療法
筋収縮を引き起こし、筋力を強化します。
ロシアン筋刺激
ロシアンカレントで筋肉を刺激します。
経皮的電気刺激療法
電気刺激を加えて疼痛を鎮静します。
超音波治療器
患部を立体的に温める、立体加温効果
温熱作用で超音波が到達している範囲を立体的に温めます。
1秒間に数百万回の、高速度ミクロマッサージ作用
高速の振動により手技によるマッサージの数倍の圧力を、深部に直接与えられます。
急性疾患にも対応
スポーツ選手に多く見られる、打撲や捻挫などの急性疾患の治療にも対応できます。
赤外線治療器
赤外線ヒーターを利用して、体の外から患部を温めます。患部を直接温めるため、冷えなどに即効性があります。
マイクロ波治療器
電子レンジと同じマイクロ波を利用して、体の奥から患部を温めます。体の表面だけでなく奥まで均等に温められます。
干渉波電気治療器
強さの異なる電流を組み合わせて体に流すことで、それらが体内で干渉(合わさること)して治療効果を生み出し、比較的広範囲の痛みを取れます。また、電極カップ自体に吸引マッサージ機能があり、やさしいマッサージ効果も得られるようになっています。
低周波治療器
低周波は、表面にあるアウターマッスル(表面筋)に働きかけます。筋肉への負担が少なく、一般的に取り入れられている治療方法です。慢性的な肩や腰のこり、老化や運動不足による膝の痛みなどは、低めの周波数で行なうことで筋肉の働きを活発化させることができます。神経痛などの痛みには少し高めの周波数で行なうと、神経の働きを抑える鎮痛・鎮静の効果が期待できます。また、この症状は温めることも大切なので、温熱パットと低周波を組み合わせて使います。
足空気圧治療器
空気による圧迫刺激により、組織液の流れを改善します。筋肉痛や筋肉疲労、足のむくみなどに効果があります。
電気治療の効果

筋肉の緊張緩和
電流で筋肉を刺激すると、意思にかかわらず筋肉が収縮運動をします。この活動によってこわばっていた筋肉が解きほぐされて、柔軟性を得られます。
血流改善
電流によって筋肉が柔らかくなると、これまで圧迫されていた血管が拡張されて血流が良くなります。これまで血行不良が原因で生じていた体調不良が緩和され、体の調子が改善する可能性があります。
組織の損傷の修復を助ける
電気治療で使用する電流は、体を流れている生体電流に似たものを使用しています。電流が体になじみやすく、人体の組織の活性化を促進。怪我などによる損傷の回復が早くなります。
鎮痛効果
電気治療には、電流の作用によって神経の伝達を麻痺させ、痛みを軽減させる機能があります。また、筋肉の収縮運動によって血流が改善し、痛みを抑える働きもあります。
電気治療で改善が期待できる症状

慢性的な肩こりや腰痛
筋肉が緊張してこわばると、体の痛みやこりにつながり慢性化するおそれがあります。電流で筋肉の緊張をほぐし、長く続いていた肩こりや腰痛といった症状を緩和させます。
ぎっくり腰や寝違え
電気を流して神経に作用させることで、痛みを鎮められます。ハイボルトは抵抗が弱く、ぎっくり腰や寝違えといった急性炎症にも効果があります。急な痛みが現れたときにおすすめです。
急性の怪我の痛みを緩和させる
一般的な電気治療では捻挫や打撲によって腫れた状態では治療ができませんが、ハイボルトでは急性期の治療にも対応できます。急性の怪我による痛みを改善させる場合があります。
怪我の早期回復
低周波には、組織を活発にして損傷した部位の回復を促す効果があります。怪我を早く治してスポーツなどに復帰したい方、日常生活を送れるように怪我を改善させたい方にもおすすめの治療方法です。