こんにちは!笹塚鍼灸整骨院です!
秋の訪れとともに、鼻づまりの症状が気になる人も多いのではないでしょうか。東洋医学では、季節の変化が体に与える影響について深く考察されており、秋特有の鼻づまりにも様々な原因があるとされています。今回は、秋の鼻づまりの原因と、東洋医学的な病証、そしておすすめのツボをご紹介します。
東洋医学的な秋の鼻づまりの原因
秋は「乾燥」の季節で、東洋医学では「燥邪(そうじゃ)」が体に入りやすいと考えられています。燥邪とは、乾燥した外気の影響で体内の水分が不足しやすくなり、乾燥した空気が体表や呼吸器系に影響を与える状態です。特に鼻の粘膜は乾燥に敏感で、燥邪が鼻腔に影響を与えると、粘膜が乾燥しやすくなり、炎症を引き起こし鼻づまりの原因となります。
また、秋は「肺」が弱りやすい季節とされています。東洋医学で言う「肺」は、実際の肺臓だけでなく、呼吸器系全体の働きを指します。肺は鼻や喉とも深く関わっており、肺が弱ると、鼻の通りが悪くなり鼻づまりが起きやすくなります。秋に気温が下がることで、体温調節がうまくいかなくなり、鼻の血流が悪化しやすくなります。これも鼻づまりの原因のひとつと考えられています。
おすすめのツボ
秋の鼻づまりに効果的なツボをいくつか紹介します。これらのツボは、鼻腔の通りを良くし、燥邪や肺の働きを整える効果が期待できます。
1. 迎香(げいこう)
• 位置:鼻翼(小鼻)の外側にあるくぼみ
• 効果:迎香は、鼻周辺の気血の流れを改善するツボで、鼻の通りをスムーズにする効果があります。鼻が詰まった時に、軽く押しながら円を描くようにマッサージすると、鼻づまりの緩和が期待できます。
2. 列欠(れっけつ)
• 位置:手首の親指側、腕の内側にあり、手首の横シワから少し上にあります。
• 効果:列缺は肺経に属するツボで、呼吸器の不調や鼻づまりの改善に効果があります。肺の働きを整え、呼吸を楽にし、気道を潤す作用があるため、秋の乾燥による鼻づまりに適しています。
3. 合谷(ごうこく)
• 位置:手の甲、親指と人差し指の間にあるくぼみ
• 効果:合谷は全身の気の巡りを良くするツボで、特に顔面の症状に対して効果的です。鼻づまりや顔面のむくみ、頭痛など、秋に起こりやすい症状を緩和するために用いられます。左右の合谷を交互に指圧し、気の流れを整えましょう。
4. 天突(てんとつ)
• 位置:喉の下、鎖骨の間のくぼみ
• 効果:天突は喉や胸の詰まりを解消し、呼吸を楽にするツボです。気管や呼吸器に働きかけるため、鼻が詰まった時や呼吸がしにくいと感じた時に優しく押してみると効果的です。
おわりに
秋の鼻づまりは、気温の低下や乾燥した空気による影響が大きく、体が季節に順応しようとする過程で起きやすい症状です。東洋医学の知恵を活用し、燥邪や肺の不調にアプローチすることで、鼻づまりの緩和が期待できます。ツボ押しや軽いマッサージは自宅で手軽にできるため、日々のセルフケアに取り入れてみてください。また、適度な湿度の維持や、栄養バランスの良い食事、充分な睡眠もあわせて心がけることで、健康的に秋を乗り越えられるでしょう。