鍼治療に興味があるものの「どのような仕組みで身体に影響を与えるのか」・「なぜ不調の改善が期待できるのか」と疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。
東洋医学に基づく鍼治療には、科学的に未解明の部分が存在します。しかし近年では、鍼治療における効果のメカニズムが明らかになりつつあります。
本コラムでは、鍼治療がどのように身体に作用し、不調を改善するのか解説します。
ぜひ鍼治療の効果を理解し、身体の不調を改善させるためのご参考にしてください。
鍼治療はどのような仕組みで効果が出るのか
鍼は東洋医学の「身体のバランスを自然治癒力で整えると病気が治る」という考えに基づく治療です。鍼の刺激で自然治癒力を引き出し、免疫力の向上や自律神経を整えることで、全身の不調を改善します。
具体的には、鍼によって身体に目に見えないほどの小さな傷を付けると、体内では白血球が活性化され、免疫力が向上する効果を引き出します。また、自律神経が反応し、血管を拡張させ血行を促進させる効果もあります。
そして、身体には「ツボ」と呼ばれる経穴が存在しており、鍼によって刺激することで、さまざまな症状の改善も見込めます。
ツボの効果については未解明の部分も残されていますが、今後は少しずつ科学的な根拠も明らかになっていくでしょう。
鍼治療の効果を解説
鍼治療は「慢性的な痛みに効果がある」というイメージを持つ方が多くいらっしゃいます。
慢性的な痛みの緩和以外にも、自律神経を整える効果により、身体に起こるさまざまな不調の改善が期待できます。
自律神経は内臓や血管など、生命を維持するために必要な身体の働きを調整する器官です。自律神経のバランスが崩れると、身体にさまざまな不調があらわれます。
鍼治療で自律神経を整えると、循環器・消化器・呼吸器などの内科系をはじめ、さまざまな疾患に効果があります。
治療の効果については、WHO(世界保健機関)でも認められており、鍼治療は国際的にも効果のある治療として広がってきています。
鍼治療がもたらす効果は、以下のコラムで詳しく紹介しています。ぜひご参考にしてください。
鍼の効果はこんなにすごい!改善できる症状について
Q1:鍼治療を受けてみたいのですが、痛みはありますか?
A1:鍼治療では、髪の毛程度の太さの、とても細い鍼を使用します。また、「鍼管」と呼ばれる管を使用し、ほぼ無痛で鍼を刺入しますので、安心して治療を受けていただけます。
Q2:鍼治療のあと、どれくらいで効果が出ますか?
A2:鍼治療の効果は即効性のあるものではなく、また、効果を感じられるまでには個人差があります。鍼治療は継続して受けることで効果が出てきますので、すぐに「効果がない」と判断せず、継続した治療をおすすめします。
記事監修|笹塚鍼灸整骨院 院長 吉江 史年

■資格
- 柔道整復師
- 鍼灸師
■得意な治療
- 鍼灸治療
- 猫背矯正
- ロングマッサージ