睡眠について、睡眠に関する問題「中途覚醒や早朝覚醒、睡眠障害」について、東洋医学的な病症 | スタッフBLOG|交通事故から肩こり、腰痛までを行なう笹塚鍼灸整骨院

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睡眠について、睡眠に関する問題「中途覚醒や早朝覚醒、睡眠障害」について、東洋医学的な病症

  1. 東洋医学

こんにちは!笹塚鍼灸整骨院です!

皆さんはこの暑い夜の日に良質な睡眠は取れていますでしょうか?
前回のブログでもお伝えした通りエアコンをつけることは、良質な睡眠とは言えるのでしょうか?

果たして、良質な睡眠をとるにはどのような日常生活を送ればいいのか?

今回は!睡眠について、睡眠に関する問題「中途覚醒や早朝覚醒、睡眠障害」について、東洋医学的な病症など、より詳しくお話ししていこうと思います!!

1番最後におすすめの治療法やセルフケアなどお伝えいたしますので、最後まで是非、見ていってください!

良質な睡眠とは

良質な睡眠は、身体と心の健康を維持するために不可欠です!
以下に、睡眠の基本的なメカニズム、良質な睡眠の条件、そしてその重要性について詳しく説明します!


---睡眠の基本的なメカニズム---


睡眠は主に二つの段階から成り立っています!

・レム睡眠(REM)

・ノンノンレム睡眠(NREM)

です

○ノンレム睡眠(NREM)
浅い睡眠(ステージ1、2) 眠りに入る段階
意識が薄れ、筋肉がリラックスします!
深い睡眠(ステージ3、4) 体の修復と再生が行われる段階
成長ホルモンの分泌が増え、免疫機能が強化されます!

○レム睡眠(REM)
 夢を見ることが多い段階で脳の活動が活発で、記憶の整理や感情の処理が行われます!

これらの段階が一晩の間に周期的に繰り返され、1サイクルは約90分です!通常、一晩で4〜6サイクルが繰り返されます!
また、この段階では瞼を閉じているのにも関わらず、眼球が素早くランダムに動くのが特徴で    
急速眼球運動(REM:Rapid Eye Movement)とこの動きが名前の由来の特徴です!

○良質な睡眠の条件

良質な睡眠を得るためには、以下の条件が重要です:

1. 睡眠の長さ:
  - 成人は一般的に7〜9時間の睡眠が推奨されますが、個人差があり人によって5時間(ショートスリーパー:人口の約3%)で足りる人もいれば、10時間(ロングスリーパー:人口の約3%)の人もいらっしゃいます!
必要な睡眠時間は、日中の気分やエネルギーレベルで判断でき、次の日のパフォーマンスアップに繋がりますね!!

2. 睡眠の深さ :
  - 深いノンレム睡眠が十分に取れているかが重要です!
これにより、身体の修復や免疫機能の強化が行われます!

3. 睡眠の連続性:
  - 目覚めることなく、連続して眠れることが理想です!
中途覚醒が少なく、再び眠りにつきやすいことが重要です!

4. 睡眠の規則性:
  - 毎日同じ時間に寝起きすることが大切です

規則正しい睡眠パターンが、体内時計のリズムを整えます!


---睡眠時に起こりうる問題について---

○入眠障害や中途覚醒や早朝覚醒、睡眠障害について

睡眠障害は、多くの人々に影響を与える重要な健康問題です!
特に、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒は一般的な症状として知られています!日本における調査によると、成人の約20%が何らかの形で睡眠障害を経験しており、その頻度は年齢や性別によって異なります!
特に高齢者や女性でその発生率が高く、高齢化社会の進展とともに、ますます重要な問題となっています!

○起こりうる原因

1. 生活習慣:
 • 不規則な睡眠時間、カフェインやアルコールの過剰摂取、運動不足などが睡眠障害の原因となることがあります!
これらの要因は、体内時計を乱し、睡眠の質を低下させることがあります!
2. 心理的要因:
 • ストレス、不安、うつ病などの精神的な問題が、入眠障害や中途覚醒を引き起こすことがあります!
これらの心理的ストレスは、睡眠中にリラックスできず、頻繁に目が覚める原因となります!
3. 環境要因:
 • 騒音、光、温度などの睡眠環境の悪化が、睡眠の質を低下させる原因となります!
例えば、夜間の交通騒音や寝室の明るさが原因で、十分な深い睡眠が得られないことがあります!
4. 身体的要因:
 • 慢性疾患(痛み、呼吸器疾患、胃腸障害など)、ホルモンバランスの乱れ、更年期障害などが睡眠障害に関与することがあります!
例えば、慢性的な痛みが原因で、夜間に頻繁に目が覚めることがあります!
 5. 薬物の影響:
 • 一部の薬物(ステロイド、抗うつ薬など)が睡眠パターンに影響を与えることがあります!
これにより、入眠が困難になったり、夜間に目が覚めやすくなったりすることがあります!


○症状

1. 入眠障害:
 • 寝つきが悪く、寝付くまでに30分以上かかることが多いです!
不安やストレスが強く、眠ることができないこともあります!
この症状が続くと、寝ること自体がストレスになり、ますます入眠が難しくなる悪循環に陥ることがあります!
2. 中途覚醒:
 • 夜中に何度も目が覚めることが特徴です。再び眠りにつくのが難しい場合が多く、十分な睡眠が得られません!
これにより、睡眠が断片化され、深い眠りが妨げられます!
3. 早朝覚醒:
 • 予定よりも早く目が覚め、その後再び眠ることができません!
この結果、全体的な睡眠時間が短くなり、日中に眠気や疲労感が強く現れることがあります!

○合併症

睡眠障害が長期化すると、以下のような合併症が起こる可能性があります:

1. 日中の疲労感と眠気:
 • 睡眠不足により、日中の活動能力が低下します!これにより、仕事や学業のパフォーマンスが著しく低下し、生活の質が低下します!
2. 精神的健康への影響:
 • うつ病や不安障害などの精神的な問題が悪化する可能性があります!これにより、さらに睡眠が取りにくくなるという悪循環に陥ることがあります!
3. 身体的健康への影響:
 • 心血管疾患、糖尿病、肥満などのリスクが増加します!特に、慢性的な睡眠不足は、高血圧や心臓病のリスクを高めることが知られています!
4. 認知機能の低下:
 • 記憶力や集中力が低下し、学習や仕事の効率が落ちることがあります!これは、睡眠中に脳が情報を処理し、記憶を整理する機能が十分に果たされないためです!

治療法について

○入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒の治療には、以下のような方法があります!

1. 睡眠衛生の改善: 睡眠環境を整え、規則正しい生活習慣を心がけることが重要です!
具体的には、寝室を快適な温度に保ち、遮光カーテンを使用して光を遮断することが有効です!
また、カフェインやアルコールの摂取を控え、就寝前のリラックスタイムを設けることも助けになります!

2. ストレス管理: ストレスを軽減するための方法を見つけることが大切です!
ヨガや瞑想、深呼吸などのリラクゼーション技法を取り入れることで、心身の緊張を和らげることができます!
また、心理療法やカウンセリングを受けることも有効です!

3. 薬物療法: 必要に応じて、医師の指導のもとで睡眠薬や抗不安薬を使用することがあります!
ただし、薬物療法は長期的な解決策ではなく、一時的な症状緩和を目的とするものです!

4. 認知行動療法(CBT-I): 不眠症に対する認知行動療法は、睡眠に関する誤った認識や行動を修正するための治療法です!
CBT-Iは、不眠症に対する効果的な治療法として広く認められています!

5. 生活習慣の見直し: 健康的な食事、適度な運動、規則正しい睡眠スケジュールを維持することが重要です!
特に、毎日同じ時間に起きることが睡眠リズムの安定に役立ちます!

---中途覚醒や早朝覚醒、睡眠障害の東洋医学的アプローチ---

東洋医学では、睡眠障害は身体のエネルギー(気)、血液(血)、体液(津液)の不調和が原因と考えられます!これらの不調和は、特定の臓腑の機能異常と関連しています!

○原因と症状

1. 肝気鬱結(かんきうっけつ):
  原因: ストレスや感情の抑圧により、肝の気が滞ること
  症状: イライラ、胸の詰まり感、ため息、頻繁な夢、夜間の覚醒

2. 心脾両虚(しんぴりょうきょ):
  原因: 過労や長期的なストレスによる心と脾のエネルギーの不足
  症状: 疲労感、動悸、不安感、食欲不振、浅い眠り、早朝覚醒

3. 腎陰虚(じんいんきょ):
  原因: 加齢や過労、慢性的な病気により、腎の陰(体液)が不足すること
  症状: のぼせ、手足のほてり、口渇、夜間の頻尿、早朝覚醒

4. 心火亢盛(しんかこうせい):
  原因: 過度のストレスや精神的な興奮により、心の火(熱)が強くなること
  症状: 口渇、口内炎、不安感、夜間の覚醒、胸の熱感

○治療法

東洋医学では、以下のような治療法が用いられます:

1. 鍼灸: 経絡のバランスを整え、気血の流れを改善するために鍼や灸を使用します!
2. 漢方薬: 個々の体質や症状に合わせた漢方薬を処方し、内臓の機能を調整します!
3. 推拿(すいな)や按摩(あんま): 経絡やツボを刺激して気血の流れを改善し、リラックスを促します!
4. 生活指導: 規則正しい生活、適度な運動、食事の改善、ストレス管理などの生活習慣の指導を行います!

○おすすめのツボ

以下は、睡眠障害の改善に有効なツボです:

1. 神門(しんもん):
  位置: 手首の内側、尺側手根屈筋腱の外側。
  効果: 心の気を調整し、安眠を促す

2. 太衝(たいしょう):
  位置: 足の甲、親指と第二指の間のくぼみ。
  効果: 肝の気を流し、精神的なストレスを軽減

3. 三陰交(さんいんこう):
  位置: 内くるぶしの上、脛骨の内側。
  効果: 脾、肝、腎の三つの経絡に作用し、全身の気血を調整

4. 安眠(あんみん):
  位置: 耳の後ろ、乳様突起の下端
  効果: 安眠を促し、精神を安定させる

5. 百会(ひゃくえ):
  位置: 頭頂部、両耳の上端を結んだ線の中央
  効果: 全身の気の流れを調整し、リラックスを促す

まとめ

中途覚醒や早朝覚醒、その他の睡眠障害は、東洋医学においても多くの原因が考えられます!
肝気鬱結、心脾両虚、腎陰虚、心火亢盛などが主な原因とされ、それぞれに対応する治療法があります。鍼灸、漢方薬、推拿や按摩、生活指導などを組み合わせることで、個々の症状に合わせた効果的な治療が可能です!
また、特定のツボを刺激することで、症状の改善を図ることもできます!
是非セルフケアなどで活用してみてください!

笹塚鍼灸整骨院ではこのような睡眠問題を解決できるスタッフが多数在籍しております!

是非気軽にご相談くださいませ!

 

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