2025.06.13
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◆ よくある膝の痛みの原因とは?
1.変形性膝関節症
→加齢や使いすぎにより、膝の軟骨がすり減って骨同士が当たり始める病気です。
特に女性に多く、40代以降からじわじわ増えてきます。
2.筋力の低下・体重増加
→太ももの筋力(特に内側)が落ちると、膝への負担が倍増します。
体重が1kg増えると、膝には約3〜5kgの負担がかかると言われています。
痛みの特徴チェック
階段の「下り」が特につらい
→初期の変形性膝関節症に多い
膝の内側が痛い
→軟骨のすり減りの可能性大
正座やしゃがみ込みができない
→関節が硬くなっているサイン
動きはじめに痛くて、動くとマシになる
→使用後痛が特徴
放置するとどうなる?
•軟骨のすり減り → 骨同士がぶつかる → 骨が変形(O脚傾向に)
•痛みで歩かなくなる → 筋力低下 → さらに悪化…という悪循環に
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◆ 当院でできるケア・対応
•筋肉のバランスを整える手技療法
•膝周りの可動域改善・ストレッチ指導など
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◆ 自分でできる予防法
•椅子に座ったままでの太もも(内側広筋)トレーニング
•膝を冷やしすぎないこと
•なるべく階段は手すりを使い、膝への負担を減らす
•長時間の正座・しゃがみは避ける
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◆ まとめ
階段の上り下りがつらいというサインは、膝の関節がすり減り始めている兆候かもしれません。
早めのケアで悪化を防ぎ、将来も元気に歩ける体を守りましょう!