こんにちは!笹塚鍼灸整骨院です!
冷えのタイプと特徴・原因
冷えは一人ひとり異なるタイプで現れます。主に次の4タイプに分けられ、それぞれに特徴と原因があります。
1. 全身の冷え
• 特徴:体全体が寒く感じ、季節に関係なく冷えやすい。疲れやすく、体温も低い傾向があります。
• 原因:基礎代謝の低下(加齢、運動不足、栄養不足)、慢性的な疲労やストレス、生活リズムの乱れ、自律神経やホルモンバランスの乱れが関係します。
2. 四肢末端の冷え
• 特徴:手足の先が特に冷たくなるタイプです。
• 原因:血行やリンパの流れの悪化、自律神経の乱れ、過度な緊張やストレスが原因となります。
3. 下半身の冷え(冷えのぼせ)
• 特徴:腰から足にかけて冷えを感じる一方、顔や上半身がほてるように熱くなることがあります。特に更年期の女性に多く見られます。
• 原因:自律神経の不安定さやホルモンバランスの乱れ(特に女性ホルモンのエストロゲンの変動)によって引き起こされます。
4. 内臓の冷え
• 特徴:お腹や身体の内側が冷たく、便秘・下痢・胃もたれなど消化機能の不調が伴うことがあります。手足が温かくても内臓は冷えていることもあります。
• 原因:冷たい飲食物の摂りすぎやストレスによる内臓機能の低下、睡眠不足や夜ふかしなどの生活習慣の乱れが影響します。
⸻
日常でできる冷え対策
冷えは日々の生活習慣を少し見直すことで、予防・改善が可能です。以下のような対策を取り入れてみましょう。
• 良質な睡眠
就寝前はスマホや刺激を避け、リラックスして質の高い睡眠を心がけましょう。
• 禁煙
タバコは血管を収縮させ血流を悪化させます。冷え改善のためにも禁煙は大切です。
• 湯船につかる
シャワーだけで済ませず、毎日15〜20分程度湯船につかることで全身の血行を促進し、体温を上げる効果があります。
• 冷房対策
夏でも腹巻、靴下、ひざ掛けを使って体を冷やさないようにしましょう。室内外の温度差は自律神経に大きな負担を与えます。
• ストレッチ・体操
朝晩の軽い運動やストレッチは血流を促し、冷えの改善に役立ちます。
• 姿勢の見直し
猫背や足を組む癖は血流を妨げる原因になります。座り方や立ち方を意識して、姿勢を整えましょう。
⸻
冷えは放置すると、疲労感、不眠、免疫力の低下などさまざまな不調につながります。自分の冷えのタイプを知り、体質に合った対策を日常に取り入れることが大切です。