「寝違え」について
こんにちは!笹塚鍼灸整骨院です!
この時期、皆様多いのが、『寝違え』や『ギックリ腰』です。寒くなると、お身体が縮こまり、筋肉が収縮してしまいます。
対策をしっかりとして、気をつけてお過ごしください。
【朝の首の痛み、寝違えかな?原因と対処法】
朝、起きてすぐ首が痛い。うつむき癖や枕の高さ、長時間のデスクワークなど、寝違えの原因はさまざまです。今回は「寝違えかな」と感じたときに、無理をせずに取り組めるセルフケアと予防法について書かせていただきます。
[寝違えとは何か]
・首の筋肉や関節に小さなくい込み(炎症や筋緊張)が生じ、動かすと痛みや違和感を感じる状態です。
・就寝時同じ姿勢が長く続くと筋膜がこわばり、寝返りで痛みが増すことがあります。
・多くは数日で自然に治りますが、痛みが強い、頭痛を伴う、しびれがある、発熱があるなどは医療機関を受診してください。
[痛みが強いときの対処法]
◯安静と適度な動きのバランス
・痛みのある側へ過度にひねらない、無理な首回しは避けましょう。
・軽いストレッチや首をやさしく前後・左右へ動かす程度ならOKなことが多いです。
冷やす・温めるの順序
・発症直後:炎症を抑えるために冷却(氷水を入れたタオルを首にあてる、15-20分程度)。
︎24〜48時間以降:血行促進のために温めてもOK。ただし痛みが強い場合は冷却を継続。
◯姿勢と睡眠環境の見直し
・枕は頭の高さが首のラインと水平になる程度が目安。高すぎても低すぎても支えが不足します。
・睡眠時の仰向けまたは横向きで、首と頭が自然なS字を保つ姿勢を心がける。
・寝返りが打ちやすい布団や枕の組み合わせを試してみてください。
・軽いマッサージとセルフケア
・首の後ろの大きな筋肉を優しくほぐす程度。強く押しすぎないこと。
・肩こりがある場合は肩甲骨周りのほぐしも効果的です。
[痛みが改善しない・悪化するサイン]
・48〜72時間経っても痛みが強い、動かすと痛みが増す
・頭痛が強い、はっきりとしたしびれや筋力低下がある
・手足のしびれ、首から上へ強い放散痛がある
この場合は早めに医療機関を受診してください。頚椎に関連する疾患が隠れていることもあるため自己判断は避けましょう。
[予防のコツ]
◯枕とベッドの見直し
・首の自然なラインを保つ高さ・硬さを選ぶ。横向き寝をする場合は肩幅に応じたサイドサポートがあるとよいです。
◯姿勢の改善
・長時間のデスクワーク時は定期的に首・肩のストレッチを入れる(50分作業→10分休憩のリズムを心掛けしましょう)
お身体の不調やお悩みは、笹塚鍼灸整骨院にご相談くださいませ!