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座位での血流制限と痺れの原因・対策について

2025.03.13 腰痛

こんにちは!笹塚鍼灸整骨院です!本日はデスクワークで下肢の痺れ、痛みの原因と対策についてです。長時間座っていると、血流の制限が起こりやすく、特に下半身の痺れや違和感を感じることがあります。これは、血管・神経・筋肉の圧迫が関係しています。① 座位での血流制限の主な原因1. 血管の圧迫による血流低下長時間座っていると、大腿部の動脈・静脈が圧迫され、血流が滞ります。特に影響を受けやすいのは以下の血管です: •大腿動脈・大腿静脈(太ももを通る主要な血管) •腸骨動脈(骨盤部の血流を支える血管)▶ 影響:血流不足により、酸素供給が減少し、足の痺れや冷えが発生2. 神経の圧迫座り方によっては、神経が圧迫されることも痺れの原因になります。特に影響を受けるのは: •坐骨神経(腰から太もも・ふくらはぎ・足先に伸びる) •長時間座ると圧迫されやすく、足の痺れや痛みを引き起こす •総腓骨神経(膝の外側を通り、足首・足先に影響) •脚を組むことで圧迫され、足の甲や足先が痺れることがある▶ 影響:しびれ・チクチクする感覚・筋力低下3. 筋肉の硬直による血行不良座りっぱなしの状態では、特定の筋肉が緊張し続け、血管を圧迫します。 •大腿四頭筋(太もも前側)・ハムストリングス(太もも裏) •長時間の圧迫で血流低下 •梨状筋(お尻の奥の筋肉) •坐骨神経を圧迫し、足の痺れを引き起こす▶ 影響:血行不良による痺れやむくみ② 座位による痺れを防ぐ方法1. 正しい座り方を意識する✅ 椅子の高さ調整 •膝の角度を90度に保つ(高すぎると血流が悪くなる) •足裏全体を床につける(浮かせると血流が滞る)✅ 骨盤を立てて座る •猫背や前かがみになると坐骨神経が圧迫される •骨盤を立て、腰に負担をかけない姿勢を意識✅ 脚を組まない •脚を組むと血流が制限され、片側の痺れが起こりやすい2. こまめに姿勢を変える・休憩する✅ 30~60分ごとに立ち上がる •数分間歩いたり、ストレッチをするだけで血流改善✅ 足首・膝を動かす ・貧乏ゆすり(ジグリング)**も効果的 •足の指をグーパーしたり、足首を回す✅ ストレッチ(例) •もも裏ストレッチ:椅子に座ったまま、片足を前に伸ばし、つま先を引き上げる •お尻ストレッチ:片足を反対の膝に乗せ、前傾してお尻を伸ばす3. 座り心地を改善する(クッション・チェア選び)✅ 座布団やクッションを使う •坐骨部分に圧が集中しないようにする •ゲルクッションやドーナツクッションが効果的✅ デスクチェアの調整 •リクライニング機能がある椅子を選ぶ •座面の硬さを調整(硬すぎると圧迫されやすい)③ 痺れが続く場合の注意点以下のような症状がある場合は、医療機関を受診するのが望ましいです。✅ 長時間の痺れが続く(数時間経っても治らない)✅ 片側の足だけ異常に痺れる(神経圧迫の可能性)✅ 痛みや筋力低下を伴う(坐骨神経痛や血栓リスク)④ まとめ座位による血流制限と痺れは、血管・神経・筋肉の圧迫が主な原因です。✅ 正しい座り方を意識し、✅ こまめな休憩やストレッチを取り入れることで、症状を軽減できます。✅ 改善しない場合は専門医に相談することも大切です。長時間座ることが多い場合は、座り方や環境を見直すだけでも症状の改善につながります!皆さんも試してみて下さい!

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