こんにちは!笹塚鍼灸整骨院です。今回は 「肩の痛み」 について、解剖学的な観点から原因を探り、治療法やセルフケアについて解説します!1. 肩の解剖学と機能肩関節は 「最も可動域が広い関節」 ですが、その分 不安定になりやすい のが特徴です。肩の動きに関わる主な構造は以下の通りです。肩の関節と主要な筋肉• 肩甲上腕関節(肩関節):上腕骨と肩甲骨で構成• 肩鎖関節:鎖骨と肩甲骨の接合部• 胸鎖関節:鎖骨と胸骨の接合部• 腱板(ローテーターカフ):棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋• 三角筋:肩の外転や挙上をサポート• 上腕二頭筋:肩の安定性を支える2. 肩の痛みの主な病態肩の痛みには、いくつかの代表的な病態があります。① 五十肩(肩関節周囲炎)• 症状:肩の可動域が制限され、夜間痛が出る• 原因:関節包や腱板の炎症• 治療法:ストレッチ、温熱療法、鍼灸治療② インピンジメント症候群• 症状:腕を上げたときに肩の前方で痛み• 原因:肩峰の下で腱板が挟まる• 治療法:姿勢改善、筋力トレーニング、手技療法③ 腱板損傷• 症状:肩を動かすと痛む、特に外転時• 原因:加齢や過度な使用による腱の摩耗・断裂• 治療法:リハビリ、手技療法、必要に応じて手術④ 石灰沈着性腱板炎• 症状:突然の激しい痛み、動かせない• 原因:腱板にカルシウムが沈着• 治療法:消炎鎮痛治療、手技療法3. 笹塚鍼灸整骨院でできる治療法当院では、肩の痛みに対して 根本改善 を目的とした施術を行っています。① カイロプラクティック• 骨格の歪みを調整 し、肩の動きをスムーズに• 胸椎・頸椎の可動域を改善し、肩への負担を軽減② 鍼灸治療• ツボを刺激して血流を促進• 炎症を抑え、筋肉の緊張を和らげる• 肩井(けんせい)、曲池(きょくち)、天宗(てんそう) などのツボを使用③ 手技療法(整体・マッサージ)• 肩関節周囲の筋肉をほぐし 柔軟性を向上• 肩甲骨の動きをスムーズ にする④ 運動療法・ストレッチ• 可動域を広げるストレッチ• 肩甲骨の安定性を高めるエクササイズ4. 自宅でできるセルフケア① ストレッチ• 胸を開くストレッチ• 壁に手をつき、体をひねる• 肩甲骨はがし• 両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せる• ペットボトルエクササイズ• 500mlのペットボトルを持ち、ゆっくり肩を動かす② 姿勢改善• 猫背を直す• デスクワーク中は 肩を後ろに引く意識 をする• スマホを目の高さで持つ• 下を向きすぎると肩こりの原因に③ 温熱療法• お風呂で温める• 肩甲骨周りをしっかり温めると血流が良くなる• ホットタオルを活用• 肩にタオルを当て、5分ほど温める5. まとめ肩の痛みは 筋肉や関節のバランスの乱れ から起こることが多いです。特に 姿勢や運動不足 が原因となるケースが多いので、日々のセルフケアが重要です。✔ 肩の痛みを感じたら、早めのケアが大切!✔ 笹塚鍼灸整骨院では、カイロプラクティック・鍼灸・整体を組み合わせた施術で根本改善を目指します!✔ お悩みの方は、お気軽にご相談ください!
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