足首の痛み【後脛骨筋腱炎】とは
足首の痛みで来院される方で多い症状に捻挫があげられますが、その他にも様々な症状が考えられます。
今回は【後脛骨筋腱炎】をご紹介します、
後脛骨筋とは、脛の骨と骨の間から内果(内くるぶし)の後方を通り、足の裏側につく筋肉です。
作用としては足関節の底屈や内反があり、荷重時に足や身体を安定させたり、着地時の衝撃をやわらげたりする際に働いています。
後脛骨筋炎とは、ランニングやジャンプ動作などスポーツ活動や長時間の立ち仕事で、これらの筋腱に過度に負荷がかかり、炎症を起こして痛みや腫れが生じたものになります。
治療法としては、痛みが強ければスポーツ活動などを中止し、アイシングやサポーターもしくはテーピングで患部にかかる負荷の軽減を図ります。
痛みが落ち着いてきたら、ストレッチやマッサージなど足底や下腿の筋肉の緊張緩和を目指していきましょう!
足裏の筋肉が上手く使えない方などは、筋肉を再教育していくためにも筋力強化も並行して行く事がオススメです。
ぜひこの機会に覚えて、痛みが出る前にセルフケアなども行っていきましょう!
セルフケアでなかなか痛みが引かない方などは、当院までお気軽にご相談ください。